ライオン株式会社のように副業解禁を公に始めた企業が多いせいか、以前よりも外注ライターさんが取れやすくなっているように感じます。
ただし、ブログによっては外注ライターが向くブログと向かないブログがありますし、「外注化なんて絶対ダメ!」っていうブログ運営者の方も結構多いです。
この記事では、そうした外注化のメリット・デメリットや、外注化のポイントなどについてお話をしていきます。
目次
外注ライターが向くブログと向かないブログ
まず、個人ブログのようなブロガーっぽいブログは外注に向いていません。
なぜならブロガーブログはユーザー(読者)を自分のファンにすることが目的だからです。
記事ごとに文体が変わってしまったり、思想や感情がブレブレだと読者はファンになりづらいですよね?
前回話した内容と全く違う意見を言ったり、僕・私・俺など毎回一人称が違っていたり…外注ライターさんに指示を出せば修正できますが、細かい部分は読者にバレます。
ですので、基本的にブロガーは外注に向いていません。
一方でアフィリエイターが運営するサイトアフィリエイトのようなブログは外注に向いています。
ブロガーが自分のファンをつけるのに対して、サイトアフィリ系は物販・商品を紹介することが目的なので、ブログのファンを作ることが目的ではないからです。
ですので外注ライターさんに依頼しやすいブログと言えます。
また、最近はコンサル系のブログを運営する方も多いかと思います。WEB集客のためのブログですね。
私自身、他業種のコンサルタントの方のサイトをいくつか手掛けたことがありますが、基本的には自分で投稿したほうがいいです。
これは「何を誰に販売するのか?」という事がブログを作る際に明確化するためです。
思いもよらないキャッシュポイント(アップセルやクロスセルなど)が見つかったりします。
とはいえ、文章が苦手っていう人もいらっしゃいますし、時間がないという方も多いかと思います。WordPressがわからにといった技術的な悩みを持っている方もいるかと思います。
その場合は、ホリエモンさんや出版している芸能人のように、音声の書き起こしライターを雇ったり、制作を外注に委託するのも手です。
ブログ記事の外注のメリットとデメリット
外注の向き不向きについて語った後は、外注化のメリットとデメリットについてお話をしていきます。
まず、一番のメリットは自分の時間をお金で買うことが出来るという事。
ライティングが速い人でも1記事書くのに1時間、2時間は取られるかと思います。
遅筆の人なら1日、2日は当たり前にかかったりします。
ところが、外注ライターを雇えば、WordPressにアップするのに5分10分で1記事、2記事書き上げることが出来ます。
アップロードの外注を雇えば、それすらも必要がなくなります。
いわば社長業というよりはオーナー業に近いですね。
もちろんデメリットもあります。というか会社員マインドの方からするとデメリットの方が多いと感じるかもしれません。
デメリット1 外注ライターは飛ぶ
外注ライターの多くは『crowdworks』などの仲介業者を介して契約することになるかと思います。
応募してくる方にはプロのライターの方も多いですが、多くは素人の主婦や副業でお小遣い稼ぎをしている方々です。
そもそもが専業でやっているかたではなく、会社勤めもしたくない方々なので、結構いい加減な方が多いです。
1年受け持ってくれればいい方で、たいていはどこかのタイミングで辞めたり・飛んだりします。
もちろん優秀なライターさんもいらっしゃいますし、責任感の強いライターさんも数多くいらっしゃいますが、対価に比例して飛ぶ率は高くなる傾向があります。
外注ライターさんを利用する際は、飛ぶ前提で進めていくと、飛んだ時のショックが低くなりますよ。
デメリット2 教育が必要
契約をしてすぐに書けるライターさんは極わずかです。支払い代金を高くすれば良いライターさんに出合う確率が高まりますが、高いライターさんでも全然かけない人も多いです。
そのため、ライティングを依頼する際には、ある程度のマニュアルを作っておくことが大切です。
マニュアルを作っておくことで、イチイチ説明をする手間が省け、クオリティの低い納品があった場合は非承認にすることもしやすいです。
一定のクオリティを保つためには、教育が必要不可欠だと考えておきましょう。
デメリット3 ブログ(ノウハウ)をパクられる
外注ライターの応募に来る方の中には、副業でお金を稼ごうとしている方だけではなく、ノウハウをパクろうと考えている方もいらっしゃいます。
だいたいそういう人たちは、マニュアルを渡して2、3納品したらバックレますw
そもそもが悪意のある方達なので、こればっかりはしょうがないです。諦めて次のライターさんを探しましょう。
どのみちパクられることを気にしていたら、ブログ運営なんてできません。
検索をすれば多かれ少なかれ良いブログが出てきて、私たちもパクっていたりしますよね?
パクリパクられすることで、より良いブログを作ることが出来ます。
ですので大目に見ていきましょう。
これだけデメリットがあると外注なんて必要ないと思う方も多いかと思いますが、社長業・オーナー業・稼いでいる方達はそうは思っていません。
時間こそ最も大切な資産(メリット)だと考えています。
時間>全てのデメリット
どれだけ文明が発達してもタイムマシーンは出来ません。無くした時間はお金を払っても取り戻せません。
そのことに気づいているからこそ、稼いでいる人たちの多くは、お金を払ってでも自分の時間を確保するために外注ライターに依頼しているわけです。
外注ライターの募集を始める時期
もし、あなたがブロガーを目指しているのであれば、冒頭でもお話したように外注ライターは必要ありません。ですが、あなたがブログは稼ぐための手段であってアフィリエイトで稼ぐという感覚があるのであれば、個人的には月に1万円も稼げるようになったら外注化をすると良いかと思います。
大きな理由としては、稼ぐ感覚を作っていなければ、外注ライターでの収益化が難しい為です。
おそらくですが、稼いでくれている記事というのは全体の2割程度かと思います。
うまくユーザーを物販へと誘導しているからこそ、利益を上げることが出来ているわけで、この感覚がわからなければ外注ライターを教育することが難しい為です。
ですので、まずは1万円稼げるようになってから、外注化をすることをオススメします。
ただし、物販ライティングの必要のないグーグルアドセンスの場合であれば、稼いだ経験がなくても外注ライターに委託できます。
アドセンスで稼ぐために求められているのは文章の質もモチロンですが、それ以上に記事数がモノを言ってきます。
キーワード選定ができていれば外注化はできるので、そうした背景をしっかり理解して外注化をすると良いかと思います。
ブログライターの外注化 まとめ
あなたがアフィリエイターなのであれば、外注化をすることをオススメします。
記事作成や記事投稿、文章校正、タイトル付け、画像選定挿入など…外注化できる作業はいくつもあります。
そして、お金を使ってお金を稼ぐという感覚を身に付けることが出来ればと思います。