アフィリエイトをしていると「売上をあげるためにはコピーライティングを学ばなければならない!」といった感覚にとらわれることが結構あります。
特に始めたばかりの頃などは、思うように売り上げが上がらず、新しいノウハウなどに手を出してしまいがちです。
もちろん、コピーライティングを学べば売上が上がることは間違いないですが、もし あなたが1万円も稼げていない状態であれば、やるべきことはコピーライティングを学ぶことではなく、集客方法を学ぶことだと言い切れます。
ここは大事なので少し詳しくお話します。
WEBに限らず売上はどう成り立っているかというと…
集客力×販売力=売上
たったコレだけ。
集客力が0の場合、販売力が10あったとしても
集客力0×販売力10=売上0円
売上0円です!
「販売力が0でも売上0になるじゃん!」
と思うかもしれませんが、アフィリエイトの場合の販売力は紹介する商品のLP(ランディングページ)に依存するので、究極的には販売力が無くても売れます。
つまり、コピーライティングを学ばなくても売上は立ちますし、月100万とか稼いでいるサイトを見ても意外とショボイ場合も多いです。
1万円も稼げていないにもかかわらず、コピーライティング系の商材や高額塾・コンサルタントなどに手を出そうとしている場合は、ハッキリ言ってカモられていると思ったほうが良いです。
おそらくマーケッターの売り込みで興奮状態かと思うので、まずは一度立ち止まり、コピーライティング系の書籍を読んでみることをオススメします。
商品販売の裏側を見ることが出来るはずです。
この記事ではオススメのコピーライティング本5作品、厳選して紹介していきます。
目次
迷ったらコレ!『究極のセールスレター』
著者:ダン・ケネディ 翻訳:神田昌典
LP(ランディングページ)を見て商品を購入した経験があるのであれば、そのLP制作者は十中八九『究極のセールスレター』をベースに作っています!
そう言い切ってもいいほどの名作中の名作。
「コピーライティングを学びたい!」と思ったら、とりあえずこの本を穴が開くほど読んで、実際のLPの構造をチェックしてみると良いです。
セールスレターの構造を28のステップで解説してあり、マネをするだけで販売力の高い手紙やLPを作ることが出来るようになります。
先にも話した通り、アフィリエイトの場合は販売力を紹介する商品ページに依存できるので、コピーライティングを学ばなくても売上はあがりますが、『究極のセールスレター』を活かすのであれば、以下のステップを取り入れると良いです。
- ステップ1 お客を「しっかり」理解する
- ステップ2 提供するものを「しっかり」理解する
- ステップ3 不利な点を告白し、欠点は包み隠さず伝える
- ステップ8 必勝コピーライティングのテクニックと作戦を吟味する
- ステップ13 今すぐ行動してもらうよう刺激する
上記部分のステップをブログ記事に取り入れると良いです。
物販・情報商材販売向け『10倍売る人の文章術』
著者:ジョセフ・シュガーマン 翻訳:金森重樹
シュガーマンの『10倍売る人の文章術』は、基本的にはLP(販売ページ)を作る人向けの内容ですが、その中に書かれているいくつかの情報は物販系アフィリエイトや情報商材アフィリエイトにかなり役に立ちます。
物販系の場合はクッションページ(ブリッジページ)のような、LPにつなげるためのライティング、情報商材の場合は販売商品とコンセプトを販売するテクニックに役に立つかと思います。
「コンセプト?」と思われるかと思いますが、本書でシュガーマンも話している通り、お客様を爆発的に増やす文章を書く秘訣がコンセプトにあります。
ルール6 つねにコンセプトを売ること。商品やサービスを売るのではない。(P69 参照)
この部分の説明に関しては何度も読み返し実践してもらいたいところ。
確実に売上がアップすることを保証します。
即効性のあるテクニック集『現代広告の心理技術101』
著者:ドルー・エリック・ホイットマン
ほとんどのページをドッグイヤーし、デスクのすぐ横に置いてあるのが『現代広告の心理技術101』。
直接的なコピーライティングの話ではなく、掲載されている心理技術を使うことで爆発的に売れやすいライティングが出来るようになります。
おそらくアフィリエイト系の書籍で最も即戦力があるのでは?と個人的に考えている本です。
また、このテクニックを見ながらASPに登録してある商品LPを見れば、売れそうな商品と売れなさそうな商品の目利きが出来るようになるかと思います。
売れなさそうなLPで商品販売をしても、アフィリエイターにとっては時間の無駄でしかありません。
効率よく収益を上げたい方にオススメです。
ちなみに、ちょっと値段の高い書籍ですが、公式サイトから購入すれば90日間の完全返金保証がついてるので安心です。
USPでは売れません…『オレなら、3秒で売るね!』
著者:マーク・ジョイナー 翻訳:林田レジリ浩文
読むとわかりますが、かなりヤンチャな文体の『オレなら、3秒で売るね!』。
文体とは反対にセールスの真髄を突いた内容が書かれています。
まずは著者のマーク・ジョイナーの4つの質問から、自分が今どういう状況なのか再確認すると良いです。
そして、そこからジョイナーの言う『圧倒的なウリ』を押し出していく。
本書ではUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)だけでは売れないと解説しています。
物があふれてUSPがなければ商品が売れないと言われていますが、その情報が広く広まりすぎたおかげで、ほとんどの商品にUSPが出始めました。
そのため、結果的に商品が売れない状況になってきています。
もう、USPだけでは売れません!
必要なのはジョイナーの言う『圧倒的なウリ』が必要になってきているわけです。
隠れた名作『不合理で動く人間心理を知らなければ~』
著者:安田貴志
おそらく、ほとんどの方が持っていないセールスに使える心理学テクニックのまとめ本の『不合理で動く人間心理を知らなければなぜアレがうれるのかはわかりませんよ』。
とにかく題名が長い…。
また、ブックデザインからそこまで売れなかったのでは?と思える書籍ですが、ハッキリ言って名作。
デスクの横に置いて、チョコチョコ見直すような辞書的な感覚で読むと良いです。
今見たらAmazonの中古で1円だったので、興味のある方は即買いをオススメします。
コピーライティングやマーケティング系の本は海外の翻訳がほとんどですが、この本は国産の人間心理系の本なので、馴染みやすいかと思います。
翻訳本って翻訳が微妙な奴って結構ありますし、環境が違えば心理状態も変わってくるので使えないテクニックとかもあったりしますが、本書は国産本なのでわかりやすいです。
2009年出版の本なので、ちょっと古い情報もありますが、基本的な人間心理は変わらないので十二分に使うことができるハズ。
まとめ
ここまでお読み頂きありがとうございました。
今回はアフィリエイトに役立つコピーライティング系の書籍を上げましたが、もちろんコピーライターを目指す方にも必須の書籍と言えます。
また、全て即戦力のある書籍を載せているので、ご自身のビジネスに活用してもらえればと思います。
別にコピーライティング系の高額塾やコンサルを否定しているわけではないですが、まずはこの辺の書籍を読んでから冷静になって一度考え押すと良いかと思います。